フェンシングの太田雄貴さんの講演が素晴らしすぎた
こんばんは!
今日は梅を見に行きました。
とんでもなく快晴で、可愛らしい梅が青空に映えていました。
団体行動だったので写真はじっくり撮れませんでしたが、香りも堪能しました。
朝から四苦八苦して着物をなんとか着て出かけました。
土曜日という事もあり、例年の倍以上の人手で、舞子さんがお茶を運んでくれる野点(のだて)というイベントに長蛇の列。
私にお茶を運んでくれたのはとっても可愛らしい舞子さんでした。
その後、フェンシングの太田雄貴さんの講演を聴く流れとなりました。
私はテレビを見ないしスポーツ観戦にも興味が無く、この太田雄貴さんがどんな人か全く知りませんでした。
だから、どんなお話をされるのか先入観も無く何も期待していませんでした。
太田雄貴さんは、筋肉バカでもスポーツバカでもありません。
とても論理的で戦略家という印象を受けました。
鳴かないホトトギスを鳴かせてみようとするだけでなく、ホトトギスが居なければそこにつれてくるような勢いのある人です。
声のトーン、話口調、くだけ具合などが絶妙な話上手。
講演の内容は、スポーツの説明や紹介というより、まるでビジネス成功論の様でした。
フェンシングやオリンピックは単なる切り口で、成功する為に必要な事柄をわかりやすく話す姿は、話慣れた政治家の演説のようでした。
私はすっかり彼のファンになりました。フェンシングはまったく興味が無いけれど、彼がオリンピックに何らかの形で是非参加して欲しいと言ったので、少しは気にしようかなと思えました。
彼はフェンシングをもっとメジャーなスポーツに押し上げようと、フェンシングを楽しんでもらえる様な観戦方式になるようにルール変更をしたい、その為に国際フェンシング連盟の理事の役割を勝ち取りました。
もし実現したら、フェンシングの試合実況がすばらしく面白いものになると言うデモンストレーションの映像も見せてもらいました。楽しみです。絶対面白い観戦になると思います。
当たり前のセオリーですが、
自分の目指す成功の位置を明確にし、その地点までの距離(どんな事が必要なのか)を見極め、時間を逆算することが大事と彼は言っています。
マラソン大会に挑む場合とそっくり同じですね。
大会の日程から逆算してその時にベストなコンディションになる様にトレーニングスケジュールを組み立てる。市民ランナーはみんなやっています。
私の様なぱっとしない市民ランナーでもちゃんとそれなりに逆算して必要なトレーニング量を各時期までにこなして行く計画を立てるのです。
また、スティーズジョブズのconnecting the dotsも取り上げていました。
ちょうど先々月の英語の授業でも課題だったのでなんだか印象的でした。
その時にはそれぞれの事柄がつながると思ってやっているわけではないけれど、ある時振り返ったらそれらがつながっていたというお話です。
とても楽しくて充実した一日でした。
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