ピッピ、そよ風に乗って

ひとり人暮らしゼロからの出発で人生挽回を目指すブログ

京都マラソン当日、リタイアの記録

想定外のリタイアでした。

ざっくりとした理由は、気合が足りなかったという事。

 

当日の朝

5:50起床。

 

西京極はホームなので緊張感がない。

電車で10分ぐらい。

 

いつもと同じ朝食を食べ、走る服装の上から防寒着+Gパン。

 

7:00頃、自宅出発。

 

7:30頃、現地到着。

 

女子更衣室という名の、屋外。

寒いし、ブルーシート敷いてあるエリアは早く立退けと急かされるし、

これ、あかんな。不人気なるわ。と思いました。

 

大阪マラソンだと、ちゃんと更衣テントがあって、一応風が遮られるもんね。

 

私は別にどこでも構わないんだけど。

若干寒い。

 

荷物預かりには、入場開始からしばらくして預けました。

脱ぎ捨てられるような靴をもってきたらよかったんだけど、そもそも靴を持ってないし、いらない靴は所有していないので、仕方がない。

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荷物に履いてきた靴を入れてしまったので、素足で移動。

 

正直寒くてばかばかしい。

軍足かなにか用意すればよかったのかも。

 

スタートエリアで45分ほど、ハエのように足をすり合わせてしのぐ。

 

なぜか全く緊張感がない。

しかもわくわく感もなく、なんとなく消化試合。

 

とにかく淡々と走ろうと決意する。

 

スタート 

4分ロス

 

スタートから5キロ地点で4時間のランナーに抜かれる。

私の自己ベストは4時間5分。

エントリーした時は、あわよくばサブフォーと思っていたので、その枠で当選している。

 

5キロで早々に抜かれるとは、なんとも厳しい。

 

そして、そんなペースで走っていたら次は15キロぐらいのところで、4時間半のペースですか?と後ろから声をかけられた。

 

振り向くとペーサーだった。

 

これはあかん!と思ってなんとか先行する。

 

ハーフ地点

2時間13分

 

25km地点

2時間38分

 

抜かれては抜き返し、それが25kmぐらいまで続きました。

25kmすぎたらペースを落とすらしいという人の話がちらっと聞こえてきたので、25kmまでは抜かれたくないと思ってがんばったんです。

 

しかし、ちょうどそのあたりで植物園に入りました。

植物園の路面がつぶつぶしたかなり刺激の強い路面で、私は苦笑いするしかありませんでした。走ってるのか歩いているのかわからないぐらいの減速。

 

植物園を出てからも難易度の高い路面が続きました。

鴨川も地味に小石が辛かった。

 

私はこのコースを数年前に走っているのに、すっかり忘れています。

というか、もしかすると足裏が軟弱になったのかもしれない。

 

つらい。ただただつらい。

普通のフルマラソンをなめてました。

ずっと福知山やかすみがうらなどの易しい路面を選んで出場していたので、いろんな面で軟弱になっていたんです。

 

そしてやっぱり30km走をしなかったので足が動かなくなりました。

27km地点の植物園から先は歩いたり走ったり。

徐々に歩きが増え、走れなくなりました。

 

30km地点

3時間15分

 

35km地点

3時間54分

 

今出川は路面が厳しく、足も動かないし歩くしかできませんでした。

すると前半の走りで汗をかいたため、急激に体が冷えました。

 

まさか歩くとは思ってなかったので、半袖とアームウォーマーだけです。

ウィンドブレーカーさえ持っていれば、寒さを防げたのに、本当にバカ。

 

39.4km

4時間37分リタイア

 

折り返しのところでボランティアの人に声をかけ、リタイアを希望しました。

あと3キロだけど、寒くてもう無理。気力も湧いてこない。

 

無理してゴールと考える前に、明日以降の仕事が脳裏をよぎる。

 

ボランティアの人、消防の人、いろんな人にお世話になりました。

親切にしてもらって感謝しようがありません。

そこから救護車を呼んでもらい、毛布などでぐるぐる巻きになって、救護所に移動しました。

 

血圧がいつもより高かったようです。

寒いと血管が収縮して高くなるとのことです。

 

救護所であたらしいシャツに着替えさせてもらい、使い捨てカイロを10個ぐらい使って身体をあたためられました。

 

体温は6度3分でした。

普段計っていないのでわかりません。

 

30分〜1時間ぐらいでしょうか、寝てました。

 

最後の関門が閉じられた時、収容バスに乗ってゴール地点へ移動しました。

リタイアバスで隣に座った地元の女性と話が盛り上がりました。

暗い雰囲気のバスだったので、助かりました。

 

バスをおりてからもすぐにボランティアの人に声をかけてもらい車椅子のお世話になり、本当に助かりました。

 

大迷惑野郎(女だけど)となってしまって、本当にごめんなさい。

 

ウィンドブレーカー1枚持っていれば、こんな大惨事にならなかったのに。

本当に反省。

かすみがうらの時に低体温になったことが、まったく生かされていない失敗。

 

私は寒さには弱すぎるんだということを心に深く刻みました。

邪魔だと思っても寒さ対策優先にしないとダメ。

 

というか、もう真冬のマラソンは走らないことにします。

 

または、30km走がちゃんとできてたら、足が止まることもなく、ゴールできてたかもしれないです。

 

25kmまではそれなりに快調だったんですけどね。

ゴールする意欲がちょっと足りなかったのかもしれません。

 

今回は少しだけ声をかけてもらいました。

特に外国のランナーさんからたくさん声援をもらえました。

 

C'est génial.みたいなフランス語?だと思うんだけど、なにか言われて、とりあえず、「ありがとうございます」と日本語で返す。するとcongratulationと英語で言ってくれました。

そのほか、You are amazingと女性から。

Nice shoes!と男性から。

ほかには無言でサムズアップとか。これ一番ぐっときますね。

日本の女性ランナーからもいっぱい声援受けました。

 

なのに、なのに私ったら、あと3キロが走れなかったんです。

もー、猛反省。

 

決して裸足だから走れなかったんじゃないですよ。

京都マラソンは2回完走してるし、フルマラソンは裸足で10回以上完走しているし。

裸足だから無敵かというとそうではなかった。

 

気合不足と練習不足。

 

ちょっとブルーになっています。

 

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90%走ったし。

ま、いいか。(90点)



 

 

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