ピッピ、そよ風に乗って

ひとり人暮らしゼロからの出発で人生挽回を目指すブログ

皆生トライアスロン2018の当日

夜になって足がむくみます。

熱中症で脱水症状が進行し、身体が水分を確保しようとするためむくむらしいです。

だからまだ脱水の状態なので、少しずつでも水分を摂取するように心がけないとだめということみたいです。

 

では、皆生トライアスロン2018の当日のお話です。

朝4時起床 

当日は朝4時に目覚ましセット。

まだ眠いけどお腹は減っている。

用意しながらパンを食べ、コーヒーを飲む。

去年はバイクスタートから頭痛だったので、もしかすると朝のコーヒーがなかったからかもと思い、今年は飲みました。

 

すでに暑いので、ウエアの上に着る予定だったTシャツは荷物袋(トランジションバック)に入れました。

洗面所では北海道から一人で来ている女の子と少しお話しました。

皆生の大会はスケジュール的にいいらしいです。もう何度も参戦されているベテランさんでした。

 

会場まで車で移動。

去年同様P1に駐車し、ナンバーシールを貼ったりの準備。

チェーンオイルはウエットタイプをつけ、空気を入れ、忘れ物をチェック。

 

ここで私は忘れ物をしていました。

終わってから気づいたのですが、帰りのフロントライトとバックライトです。

 

そして会場につき、バイクをかけて、荷物をかけて、選手登録へ。アンクルバンドをうけとり、知り合いの人に挨拶し、ぼんやりしているところにお友達とばったり出会い、お互いに一人だったのでそのまま試泳までお話ししながら過ごしました。

 

試泳は20mぐらい泳いで終了。

 

一旦、岸に上がって日陰で待ちます。

 

スタート

スタート10分前になってからじわじわ水に入り、フローティングスタートの位置まで移動しました。

 

そこでまたばったり友達にあったのでフォーンがなるまでべらべらしゃべっていました。なんとも緊張感のないスタートでした。

 

今年はちょっと泳いでみるというのがテーマなので6割ぐらいキックを打ちました。

のこり4割はノーキック。

 

大体は人を避けながら快適に泳げたのですが、左右から同時に迫って来られて後ろに退却するということが3〜4回ありました。

 

一旦岸に上がった時、31分でした。

思ったより遅いです。

 

復路はもう少し漕いでみようと強めのツーキックと伸ばし気味のストロークで進みながら休む作戦をとりました。

往路の混雑より少し泳ぎやすくなった気がしました。

 

スイムアップは1時間4分。

流れがあったのでしょうか、去年より頑張って泳いだのに2分遅いです。

体調はなにも問題なかったので来年はもう少し泳いでみてもいいかもしれません。

しかし、復路では背中に太陽がじりじりと照りつけるのが感じられ、熱中症の恐怖がありました。

首の後ろのところが擦れて傷になっているので、テープでガードするほうがいいかもしれません。傷と日焼け防止で。

 

水をかけてもらいながらウエットを脱ぎました。

落ち着いているつもりがなかなか脱げませんでした。

来年はロングジョンを試してみるかな?

 

タオルで顔をふいて、日焼け止めをもう一度ぬれるところに全部塗り、ヘルメットを被って、靴下、シューズをはく。

今年はワンピースだったのでアームカバーしました。

肩がまるだしだったので、来年はボレロを着用したいです。

 

バイクスタート。

序盤は休憩。

今回は補給食おにぎり2個、ソイジョイ2本、塩タブレット4個でした。

おにぎりはコンビニのおにぎりをナイフで2〜3等分し、サランラップで包みました。

ボトルはお気に入りのアイアンマンのボトルを持って行ったのですが、入れ替えが面倒なので、次回からは皆生のボトル2本にして、ぽいぽい捨てれるようにしようと思います。

 

案の定、すぐに頭痛が始まったので、塩タブレットを食べました。

すると少しおさまる。

それの繰り返しでした。

だから4個では全く足りませんでした。

塩タブレットではだめですね。錠剤がいいかもしれません。

 

今年のテーマはセーブせず全力で漕ぐ!

ということで、上りと下りはがんばりました。

登り以外はほとんどDHバーにぐったりともたれかかったままの状態でした。

 

日差しがあつくて初めてスポンジを挟んで使いました。

肩と胸に挟みました。

水は多めにかけてもらいました。

 

ボトルはすべて水。

かぶりながら進むのですぐに水切れになりました。

前にいた女子があとどのくらいでエイドですか?と訪ねていたので、私も水切れです!と声がけしました。

 

平坦な区間でおにぎりをもぐもぐ。

しっかり食べてランに備える作戦。

エイドでスイカも塩たっぷりでいただきました。

これでもかというほど塩を摂取したつもりです。

 

もう一つの問題であった、足の痛み。

足首から先が痺れて痛くなるのです。

 

これを回避するために時々、足を休めて指先の体操をしました。

これでなんとか終盤まで足の痛さを回避することができました。

 

90kmぐらいから徐々に坂を登るのに飽きて来てしんどくなって来ました。

もう威勢の良さ(当社比)はありませんでした。

 

残り30kmぐらいになったとき、タイムを計算すると去年より大幅に早くつきそうでした。あまりにも早く着くと来年更新できないという問題がでてくると思ったので、ちょっと手加減しておにぎりを食べながら休憩がてらゆるめに進みました。

 

バイクは6:16:30で終了

 

まだ元気だけど、とにかく暑いのです。

帽子をかぶって靴下を脱ぎ、サンダルを履き、アームカバーを外してスタート。 

ルナサンダルは最長8kmしか走ったことがないので、ぶっつけ本番です。

 

出だしから空気が重くて走れる気がしません。

とにかくスロージョグ、というよりお散歩ジョグ的なスピードで進みました。

 

水もあびまくりで全身ずぶぬれです。

サンダルなので足が濡れても大丈夫というのがメリット。

 

ランパートでも塩タブレットを4個用意していました。

しかし、補給用のジェルは持たず。これが一つの失敗でした。

 

エイドでは氷をブラと背中のポケットに入れました。

しばらくはこれで大丈夫でした。

 

15kmぐらい進んだところで、暑さがどうにもならなくなり、塩タブレットも結局食べつくしました。4個ではまったく足りなかったようです。

 

ブラにいれた氷を時々食べながら進むも、徐々に水分も受け付けなくなりました。

塩が足りてないんだろうな。

と思ったらもう遅いのです。

もうなにも口に入れたくなくなりました。

 

歩きに歩いてハーフ地点に到着し、椅子に座って休憩。

3時間15分ぐらいかかっています。

単純に2倍して6時間半。去年と同じぐらいかなと想像。

 

でも立ち上がれませんでした。

足腰はまったく大丈夫なのに、具合が悪い。

よくなりそうな感じではなかったので、とりあえずぼちぼち進むことにしました。

 

記憶があいまいだけど、このあたりからルナサンダルを脱いだような気がします。

時刻は17:30ぐらいだったので、アスファルトの焼けつきもおだやかになっていました。

やっぱりなれないサンダルでは変に力が入るのか、足が疲れます。

裸足になると、嘘のように楽に走れました。

 

しばらく裸足で進みました。

8km弱ぐらい裸足で進んだと思いますが、記憶が曖昧でわかりません。

思ったよりもすぐに陽が落ちて路面が見えなくなり、ルナサンダルを再度装着。

 

少し走っては歩く、というのを繰り返しました。

すぐに指先が痺れて来て寒気もするし、あーこれはダメかもとほぼ諦めモードになりました。

 

リタイアも視野に入れつつ、制限時間まではだましだましゆっくりすすんで、倒れることのない程度にがんばろうという作戦。

 

なんどもこみ上げてくる吐き気。

 

30kmぐらいの地点で草地に戻しました。

お茶しかでてきませんでした。

 

これは厳しい。

でもゴールしたいという欲望が抑えきれず。

無理して走るとすぐにブラックアウトしそう。

 

時計を見ながらぎりぎりのところで少し走って歩き、最後の川沿いの暗い道はもう全く走れませんでした。

 

自転車の男性が、もう大丈夫間に合うからゆっくりで大丈夫と声をかけてくれて、競技場が見えて、涙がでました。

 

去年は走れたけれど、今年はもう無理でした。

去年より補給に気を使ったのに、全然足りなかった。

去年は走れた競技場も全歩き。でも間に合ったからいい。

かろうじて赤い絨毯の部分だけ走りました。

 

ゴール 14:24:36

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朦朧としながら、アンクルベルトと腕の反射バンドを外され、とりあえず芝生エリアで横になりました。

最終選手がゴールして少ししたら、誰かが私の生死を確認しに来てくれました。

 

しんどいだけですと答えたような。

 

そのあと会場が片付けられ出したので起き上がると、吐き気がこみ上げ、あわてて周りを見回しても、吐いて良さそうな場所がなく、そうこうしているうちに収まりました。

 

シャトルバスに乗ってスタート会場へ。

ここで失敗。

 

シャトルバスは駐車場近くの観光センターまで行くので、そのまま乗ってクルマでバイクをピックアップする方がダメージがひどい人の場合はいいのに、まずバイクのことしか頭になく、バスを降りちゃいました。

 

荷物をとってからバイクにフロントライトとバックライトが付いてないことに気づきました。

 

3日目に帰宅するまでが大会です。

 

夜は前照灯をつけずに乗るとダメです。

 

係りの人にその旨を伝えると、明日の朝に取りに来てくださいと言われました。

シャトルバスが22:30まで運行しています。

バス乗り場で22:26でした。

 

バスがまだあるのかどうか、半泣きでまっていました。

15分ぐらいまって途方に暮れていたところ、最後のバスが来ました。

 

なんとか乗り込んで観光センターでおり、そこから遠く離れたP1駐車場に迷いながら歩いて行きました。

 

私の車だけぽつんと1台残っていました。

 

最後の力を振り絞って、宿へ。

コンビニで明日の朝のパンとウィダーインゼリーを購入。

HPぎりぎりで宿にたどり着きました。

 

すぐにシャワーを浴びたかったけれど女性が使用中。

15分ほど待って空いたのでシャワーを浴びて塩気と日焼け止めを落とし、歯磨きをして倒れるように寝ました。

たぶん、12時ぐらい。

 

 

長くなったので一旦ブレイク。

続く。

 

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