ピッピ、そよ風に乗って

ひとり人暮らしゼロからの出発で人生挽回を目指すブログ

墨を使いたくないので水で練習する書道教室の課題

雨です。

走りに行けないので食パンを作りながら引きこもっています。

書道教室の課題で大きな一文字を書くことになったので、仮に小さな紙で文字の流れを覚えるために練習している段階です。

私の書く文字は「遂」です。

筆の持ち方すらわからない状態から書道を始めて約2年、

「遂に私の夢であった、一文字の作品に取り組める!」という心境を表しているようです。 

 

この文字を書く際には、書き始めに筆を叩きつけるような動作で紙にアプローチし、墨を少し転々と飛ばします。

ちょっと専門用語がわからないので、墨の点々という表現で失礼します。

 

そして、瞬間的に強く押し付けることで筆先がほうきのように開き、かすれたような線がだせるのです。

 

一文字の作品は部屋が汚れる 

この最初の叩きつけるアプローチでは、墨が思っても見ないようなところまで飛び散りますので、あらかじめ広い場所で新聞紙などを敷いて、部屋が汚れないように十分な準備が必要です。

 

準備のことを考えただけで、もう練習する気力が遠のいてきました。

 

また、この流れを掴むための練習には、条幅用紙を4つに切り分ける作業も必要です。

高価な紙ですので、へたくそな文字を書くためだけに無駄にしたくないという気持ちも出てきます。

 

そして、小さな紙といっても普通の半紙よりは大きく、墨もたくさん使います。

へたくそな段階で墨を使うのは勿体無いし、墨を使うと筆を洗うのにものすごく時間がかかる。

筆はちゃんと洗わないと、のちに先がパカーンと割れてしまったりして、大変なことになります。だから時間をかけて優しく丁寧に洗いますが、太い筆ほど洗うのが大変です。

 

準備と片付けを省略したいので水を使うことに!

そこで、私は墨の代わりに水をつけて練習することにしました。

 

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約35cm四方の用紙に書きました。

本番は70cm四方の用紙に書きます。

 

残念ながら書いたすぐから乾いていくので、カメラを構えるときにはすでに枯れた感じの線がにじんでしまいました。

でも書いているときは筆の具合がわかります。

これはいいですね。

紙も乾かして何度も使えます。

 

水で書く、水習字・水書道

水で書くなんて邪道かなと思って、検索して見たらそういう練習法もあるみたいです。

特に小学生とか小さい人むけの練習法のようです。

 

また、もっと墨に近い反応が得られる専門の用紙も販売されています。

大きいサイズのものもあります。

 

 

水で書くことのデメリットとしては、

・墨の風合いと異なること

・筆の滑り具合が微妙に異なる

・表現に違いがある

・気が緩む

ということでしょうか。

 

私の場合はまだ筆の動きにすら慣れていないので水でいいんじゃないかと思いました。

 

これならちょっとした隙間時間にたくさん練習できます。

 

水書き専門の道具を使わない場合は、繊細な部分の表現が確認しづらいので、楷書とか行書のきっちしりた文字や、中字など小さい文字の練習には使えないと思います。

 

あくまで大きな文字とかパフォーマンスとかの作品の練習かな。

 

 

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