ヘナで白髪染め
ヘナ歴1年半
1年半ぐらい前から白髪染めとしてヘナを使用しています。
ずっと、ブリーチ&毛染めをしていて髪の傷みが気になっていました。
特に出産後は髪の艶が無くなり、切れ毛が多くなりました。
ヘナの存在は知っていたのですが、自然派オタクの人が使う難しい染め方と思い込んでいたので、OUT OF 眼中でした。
ところが、ヘナはそんなに難しくない!という事をたまたまどこかでチラ見して、ヘナに興味がわき出しました。毛染めを繰り返すと、どうしても髪の毛が限界になり長くのばせない。そんな私は一時期ショートヘアにしていました。
シャンプーを使わない生活に慣れた頃、ロングヘアだとシャンプーを使わないというのは無理なんじゃないか?という疑問がわいてきて、のばしてみる事にしたのです。
ロングヘアになると、化学染毛剤のダメージがどうしても気になります。
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ヘナは多年草のハーブ
ヘナはインドではアーユルヴェーダなどに使用されてきた多年草のハーブです。
草木染めと同じ原理で染まります。
タンパク質と結合する性質なので、髪や爪が染まるのです。
私はレンガ色が好きなので、ヘナ100%で染めています。
ヘナは色の自由度がありません。白い髪がオレンジ〜赤に染まります。
黒髪には色の効果がありません。
落ち着いた色味がお好みの方はヘナとインディゴ(藍染め)を配合する事で濃い茶色を作る事が出来ます。
ただ、ヘナの性質とインディゴの性質は少し異なるので注意が必要です。
配合されたものも各メーカーから販売されています。
ヘナを使い始めた時、髪がきしむ気がして心配になりました。
ヘナは油分を吸い取る効果もあるので、頭皮や髪に油分が少ない場合、少しきしむのです。
2回、3回と使用回数が重なる毎に、ヘナの後は髪がしっとりツヤツヤになるのが実感できる様になりました。
ヘナのトリートメント効果
ヘナにはトリートメント効果があるのです。
髪のコシが強くなり、艶が出ます。ツヤツヤです。
化学染毛剤とは真逆で、使えば使うほど髪が美しくなっていくのです。
ヘナに変えてからは見違えるほどツヤツヤになりました。
そして、ヘナはシャンプー的な役割もする為、汚れが落ちてすっきり。
ヘナの頻度
ヘナは回数を重ねても髪が傷まないので、白髪が気になったら何度でも出来ます。
私は約2週間に1回のスパンでヘナの毛染めを行っています。
ヘナは化学染毛剤と比較してもそんなに割高と言うわけではありません。
かえって安いぐらいだと思います。
ただし、美容院でお願いするとものすごく高くつきますよ。
注意)パーマが出来なくなります!!
この前、大失敗しました。
ちょっとしたカールを付けたいと思ってパーマをお願いしたのです。
ところが、お流しをしてもらうとカールがとれてしまっている!
もう一度長めに時間をおいてチャレンジしてもらいました。
でも結果は一緒。しかもパーマ液のせいで髪がぼろぼろになってしまいました。
帰宅してから調べてみると、ヘナをするとパーマがあたらなくなると書いてありました。私は全く知りませんでした。ショックでした。
パーマをあてると言う行為とヘナは対局にあるし、もう諦めました。
つやがあって健康なストレートヘアの方でいいです。
ヘナ毛染めの手順
必要な道具は、
- 薄手のゴム手袋(ぴったりフィットするタイプ)
- ケープ
- シャワーキャップ
- 濃い色のタオル
- ボールまたは代用の食器
- 40度のお湯マグカップ1杯分
- スプーン(まぜるもの)
- ヘナ100g前後
- 食品用ラップ
ラップ用意するのを忘れてました。
1.
まず、手袋をします。
ヘナが手につくと爪が黄色く染まってしまうからです。
ヘナにお湯を少しずつ加えながら塊をつぶす様に良くねりまぜる。
ヘナは独特の香りがします。い草の香り。草むらのにおい。慣れると好きになる香り(私だけかも)。
2.
多少ダマが出来ても構わない。私の母は豆腐すくいを利用してダマをやっつけているそうです。
3.
マヨネーズぐらいの硬さが塗りやすいと思います。
のばしやすく垂れにくい硬さが理想です。
4.
自分の気になる場所からたっぷり塗っていきます。
大胆に、手袋をした手でヘナを掴み、塗り付けてください!
顔につくと皮膚がわずかに染まるので、神経質な方は事前にクリームなどを塗って染まらない様にしておくらしいですが、私は面倒なので塗りません。
前頭葉部分→頭頂部→側頭部→後頭部という順番で塗っていきます。
染めむらになる事はありませんので、大雑把で結構です。
ただ、以前おでこの気になっている部分が1本だけ染まっていないという事があったので、その部分だけは念入りに塗り込んでいます。
髪の長い部分は上の方で塗り固めながら、根元にもよく行き渡る様にすこしモミモミします。
5.
あくまで適当に、まんべんなく塗り終わったら、食品用ラップで乾燥を防ぎます。食品用ラップの上から、電子レンジで温めたぬれタオル(ホットタオル)をまきます。火傷注意です。そしてさらにシャワーキャップをかぶり、(冬場はこの上から毛糸の帽子をかぶります。)1時間ほど放置。
6.
1時間経過したら、流します。
※この時はもう手袋無しで大丈夫です。
髪の毛の間に絡み付く様にヘナが残るので、念入りにお湯で流します。
シャンプーは使わない方が良いと思います。
たとえ、念入りに流しても、黄色い水滴が垂れてくるので、濃い色のタオルでドライしてください。あまりにもきしむようでしたらトリートメントだけしても良いと思います。トリートメントを使うと髪の絡みが解消されヘナのダマも流れやすくなります。
7.
2〜3日は黄色い液がでるので、枕や白い服が汚れない様に注意して生活します。
ヘナはいろんなメーカーが取り扱っています。
100均にもヘナがありますが、おすすめできないです。
ヘナ100%と書いてあるものの、厳格な管理がされていなければ現地にて増量のため薬品が配合されたり、発色を良くする為に染料が入っていたりするからです。
マックヘナ、ナイアードヘナ、グリーンノートヘナ、その他いろんなメーカーがヘナを販売しています。
良いヘナは粗悪なヘナと比べて、同じ様な草の匂いでも嫌な匂いではなく香りが良いです。また、良いヘナはまぜた時にとろろいも状の粘りが出ます。
なかでも特に、私が使っているマハラニヘナをおすすめしますよ。理由は品質にとてもこだわっているところです。
マハラニヘナはまぜると良く粘りが出ます。ナイアードヘナや100均のヘナは粘りは出ませんでした。
私は通販で買っています。
↓
染め上がりの様子
黒髪は染まらず、白い髪に色が入ります。
写真は室内なので少し黄色っぽく見えますが、光の当たり具合で赤く見えたりします。
色の出方は個人差があるようです。
とっても気に入っています。
もっと白髪が増えるのを楽しみに待っています。
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