ピッピ、そよ風に乗って

ひとり人暮らしゼロからの出発で人生挽回を目指すブログ

別居中の子どもとの面会

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バジルの芽も出てきました。

 

 

よく、奥さんが子どもを連れて実家に帰るという話がありますよね?

ウチもそのケースでした。

 

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そして1ヶ月ほど経過したとき、子どもは元の生活へと戻りました。

一緒に過ごした1ヶ月間、毎晩小さなベッドで手をつなぎながら眠っていたのに、ある日突然です。

 

きっかけは下校時の連れ去りですが、その日も翌日も直接本人に確認したところ、元の生活に戻るという意思表示でしたので、再度連れ帰るという事はしませんでした。

弁護士さんに相談すると、すぐ連れ戻してくださいと言われました。

でも、子どもの気持ちを考えると、とてもそんな事はできそうにありませんでした。

 

私は強い女ではありますが、さすがに毎日泣いて暮らしましたよ。

仕事をしていてもふいに涙があふれてくる、風呂に入ると涙があふれてくる、布団に入ると涙があふれてくる、そんな毎日を過ごしました。

 

何が幸せなのか、そう考えました。

子どもと離れる辛さと、夫のいる生活。どちらをとるのか?

子どもの為に戻った方が良いのか?

私の場合、どう考えても別問題でした。もう戻るのは無理です。私の心はもう元には戻せません。

 

当初、子どもは私と暮らしていくと言っていました。

新居も楽しみにしていると。

 

今考えると、一緒に過ごした1ヶ月間は、小さい部屋に2人四六時中一緒にいて、私が口うるさくあれこれ言い過ぎた様に思います。

まだ子どもは小学校の中学年です。だから、別居や今後の離婚によって学力が低下したり、不登校になってはいけないと思って、宿題や登校、パソコン使用時間の制限を厳しく強制してしまったのです。

 

離れてみてわかりました。

 

子どもにとって親の存在というのは、毎日の生活の中でそんなに割合を占めてないと思います。小学校中学年ともなれば、第一に学校の友達です。

学校の友達と円滑に交流できる生活が一番重要なのです。

少なくとも私の子ども時代はそうでした。

 

何の連絡もないまま、数ヶ月が過ぎました。

 

だんだん諦める気持ちも固まってきて、こちらの弁護士さんに、子どもに会えなくても良いですといいましたが、子どもとの面会は親の為ではなく子の福祉です。と教えられました。

そして、最近になって相手側の弁護士の提案により、ようやく面会の実現となりました。

 

まだ数回しかあっていませんが、朝から夕方まで一緒に過ごす事が出来ています。

 

子どもの様子は、とても落ち着いていて、成績も良くなっているし、自立心が育っている様に思います。

この一件で少し大人びた様な気もします。

 

以前の様にお互いに怒鳴りあう事も無いし、離れていると言う事は、それはそれで良かったのかもしれないと今は考えています。

 

勉強なんか出来なくても良い、学校も行かなくても良い、絶対にしなければならない事なんてないのに、なんであんなにガミガミ叱りつけたんだろう。

 

今は子どもが会いたいと連絡してきて面会が成立しています。

 

これからどうなるのか、継続して面会できるのか、子どもが会いたいと思う限りは面会できると思うのですが、なんの保証もありません。

でも間違いなく自分の子どもだし、親子関係は一生切れるわけではない。

いつの日か普通に会える様になる時の為に、しっかり生きていこうと思います。

 

離婚する事が決まったとして、今のところ親権を主張するつもりはありません。

子どもの望む暮らしを尊重したいと思っています。

あと数年すれば子どもも自由にあちこち自分の意志で出歩ける様になるし、長い人生において親権なんて大きな問題じゃないと思います。

だからもう親権にこだわるのはやめようと思ったのです。

 

 

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